よくあるお悩み
例年よりも暖かい日が続いておりますが、それでもやっぱり寒い。
まあ潜りますけど。
冬に愛用しております、ドライスーツ。
わたくし、寒がりですので、1年のうち約8〜9ヶ月はドライスーツで潜っております。
そして、ドライスーツの時期になりますと、よく目にするのが、苦戦しながらドライスーツを着る、か弱きダイバー達。
大変ですよね。
か弱い私たちにとっては。
そんなあなたへ。
ドライスーツの着用方法
わたくし、編み出しました。
か弱くても、爪が伸びててもちょっとだけ楽にドライスーツが着れる方法を。
ドライスーツの着方、、、
もちろん、さまざまな方法がございます。
こちらでご紹介するのは、あくまでも牛尾流。
筋力ではなく張力を使いますよ。
では、スタート。
インナーを靴下にイン
ドライスーツに足を突っ込んだ時にズボンが上がるのを防いでくれます。
さらにツナギのインナーですとトップスがめくれ上がることもございません。
スーツを裏返す
足を突っ込む前にドライスーツをお股ぐらいまで豪快に裏返します。
お股ぐらいまで裏返しますと、足を突っ込む距離が短くなりますので、とっても楽になりますよ。
足を入れる
片足ずつ突っ込んでいきましょう。
両足同時にいけるあなたはこの先へ進む必要はございません。
片足立ちになりますので、バランスが取りやすい足場を探しましょう。
壁などがあれば寄りかかるとなお楽になります。
お尻を入れる
第一の難関。
お尻。
ウエストがくびれて、なおかつお尻がプリプリな方ほどお尻を通過するのは難儀でございます。
何故ならば、ドライスーツのくびれたウエスト部分もお尻が通るからです。
地道に頑張りましょう。
お尻を入れるパート2
スーツのお尻側を引っ張ると比較的お尻が入りやすいです。
大変ですが、ナイスボディあるあるです。
腰まで
腰まではけた。
手を入れる
手を突っ込んでいきます。
手首のシール部分はとってもデリケートです。
女子力高めのネイルでドライスーツを傷つけないよう、手をキュッとすぼめておきましょう。
こちらも足同様、片手ずつ。
両手同時にいけちゃうあなたはこの先へ進む必要はございません。
スーツの背中部分を上げる
手を突っ込みましたら、上へ伸びー。
スーツの背中の部分が上へくるように伸びー。
ここ重要!
手首の部分を通す
伸びーの後はお辞儀をしていただきますと、袖の部分が引っ張られて手がスポンっと出てまいります。
突っ込んでない方の手で軽く引っ張って頂きますとより楽に出てまいります。
この際も手首のシール部分を傷つけてしまわないようご注意下さい。
ダメな例
こちら↑
ドライスーツの背中の部分が上がっておりません。
ダメな例つづき
背中が上がっていない状態でお辞儀をしても、袖の部分が引っ張られず、手がなかなか出てきてくれません。
ご注意下さい。
手首仕上げ
手が出てまいりましたら、もう一度伸びー。
またもや袖の部分が引っ張られて、しっかり手が出てまいります。
反対の手を入れる
反対の手も突っ込みましょう。
スーツの背中部分を上げる
伸びましょう。
手首を通す
お辞儀しましょう。
頭を通す
お次は頭です。
こちらも、お尻同様、頭がでかくて、首が細いと難儀でございます。
頑張りましょう。
髪が長い方は後方下部で一つ結び(おばちゃん結び)がオススメです。
頭を通すつづき
頭を突っ込んだら直立。
スーツが下に引っ張られます。
帽子は脱いだ方がオススメでございます。
頭でた
可能な限り、勢いでいって下さい。
お願いをする
こちらのスーツ、ここまで頑張っても、一人では着用できない構造となっております。
バディへお願いするのも忘れずに。
以上、牛尾流、か弱いナイスボディでも楽ちんドライスーツの着方でした。
そのうち動画でも作ろうかな。
ウミウシを愛しすぎているダイビング&ウミウシのインストラクターです。春夏秋冬ほぼ毎日仲間達と海に潜っています。PADI SP「WE LOVE UMIUSHI」&「WE LOVE DANGO」製作者。