やるときはやるわよ!!
本日、MY器材オーバーホールDay(監督付き)。
ダイビング器材は水中では臓器と同じ。
プロとして、器材のメンテナンスは基本です。
プロですから、MY器材のオーバーホールは自分でします(今回は)。
自分でオーバーホールを行う事で器材の細部まで確認ができ、器材の劣化具合や、日頃のメンテ不足などを把握する事ができます。
オーバーホールとは…
器材を部品単位まで分解して、洗浄、再組み立てをし、新品時に限り無く近い性能状態に戻す作業の事。
オーバーホールは年1回または、タンク本数100本のいずれか早く訪れるごとに行う事が推奨されています。
まずは分解。
↑こちらファーストステージ。あっ、右端はセカンド…
画像では分かりにくですが、バラしてビックリ。
だいぶ汚れています。
そして、パーツの多い事…
海水が入らない部分なのに、塩がついてます…
きっと、毎回のダイビングで海水がちょっとづつ入っていたのが、蓄積されたのかと思われます。
たくさんあるOリングもささくれておりました。
こんなので潜ってるかと思うと怖い…
いつエアー漏れしてもおかしくない。
すると、
ピッカピカー!!
もちろん、傷はたくさんありますが、輝きが違います。
まるで新品!!
乾燥中。
洗浄後は、水滴がついてるので、完全に乾燥させてから組み上げます。
ちょっと休憩。
気合を入れて組み上げ。
ここが一番大変。
部品が多い!!
一つでも間違えると大変!!
命に関わります(必ずプロに任せましょう)。
場合によっては水中でいきなりエアーが止まったり…なんて…
劣化した部品達はここで新品に交換。
とっても重要な調整。
自分のダイビングスタイルに合わせて吸い心地を調整していきます。
調整は本日の監督に甘えました。
ちゃちゃっとしてもらったのですが、ちょっとした調整が今後のダイビングの快適性を変えるのです。
最後にー。
エアー漏れがないか等のチェック。
実際に水につけて確認です。
そんなこんなで、
かんりょー!!
1つのレギュレーターで恐ろしい時間が…
オーバーホール…
時間も費用もかかりますが、定期的に行う事で、現場での器材トラブルを未然に防ぐ事ができるのです。
安全快適に遊ぶ為に、そして、器材を長持ちさせる為にはオーバーホールは必要不可欠。
ぱっと見はわからなくても、レギュレーターをバラすと一目瞭然。
確実にパーツは劣化していってます。
強そうに見えて、器材ってデリケートなんです。
みなさんも100本に1回、もしくは1年に1回、是非オーバーホールを[wp-svg-icons icon=”wrench” wrap=”i”][wp-svg-icons icon=”smiley” wrap=”i”]
ウミウシを愛しすぎているダイビング&ウミウシのインストラクターです。春夏秋冬ほぼ毎日仲間達と海に潜っています。PADI SP「WE LOVE UMIUSHI」&「WE LOVE DANGO」製作者。